家づくりをする時ってすごく悩むことが多くて、だんだん嫌になってきますよね。
HM(ハウスメーカー)選びから始まり、間取り、広さ、住設などなど、決めることが多すぎます。
例えスーモカウンターに相談しても、最終的に決めるのは施主自身になります。
そこで今回は、この記事をご覧になって頂いた皆さんに、私が一条工務店でお家作りした情報を徹底的にご紹介したいと思います。
非常に長くなっておりますので、目次を活用していただき、打合せ毎にお読みください。
間取りのアイデアを無料で貰って理想のお家へ!
間取り作成は、家づくりにおいて最大の難関と言っても過言ではありません。
たった数回の打ち合わせで、今後何十年と住む家が決まってしまうので、とても不安になりますよね。
それに、設計士は自分が住む家ではないので、無難なアイデアしか出してきません。
こだわった家ほど、構造的に計算しずらくなるからね。
私のハウスメーカーの設計士もそうでしたので、間取りを作る上で、ほとんど自分でアイデアを考えなければなりませんでした。
ですが、一生に一回しかない家づくりで、初心者がそんなアイデアなんて出せるはずがないですよね。
そうだ!家づくりって何度もやるものじゃないから、アイデアなんて出せないよ!
でも、自分でアイデアを出さないと、『理想の家』にならないんだよね・・・。
では、どうやってアイデアを出したかというと、複数のハウスメーカーや工務店に、一括して間取り作成を依頼するサービスを活用したからです。
建てたいハウスメーカーともう契約しちゃったよ・・・。
という方でも間に合いますので大丈夫ですよ。
実際に、私もハウスメーカーが決まっている時に使用しましたが、複数の業者に一括してあなただけの間取りを作成依頼し、そのアイデアだけ貰い自分の間取りに活かす、という使い方も可能です。
そんなズルい使い方していいの・・・?
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仮契約~引渡しまでの流れ
一条工務店は少し特殊なHMで、テレビCMなど宣伝を行わない代わりに、宣伝費用として使う分を私達お客に対して還元するというHMです。
一風変わったルールなどもありますので、一条工務店の仮契約~引渡しまでの流れを徹底的に紹介いたします。
1.地盤調査
一条工務店は「家は、性能。」というキャッチフレーズの通り、性能に重きを置いているHMとなります。
その一環で、全邸無料で地盤調査を行なってくれます。
極端な話をすれば一条工務店で建てなくても通常高額な費用が掛かる地盤調査が無料で行なえます。
なぜ地盤調査が必要なのかというと、建物自体が地震に強くても、その地盤にあった基礎や地盤改良を行なわなければ、耐震性に重大な影響を及ぼしてしまうのです。
調査の流れとしては、
という流れで、地盤調査検査員の資格を持った一条工務店の営業担当が行ないます。
この地盤調査を経て、基礎の種類や地盤改良の要否が判断され、建築する際のオプション費用に含まれます。
わざと高い費用を請求するつもりじゃないかと、思うかもしれませんが、私の土地は地盤改良が不要でしたので、必ずしも必要になってくるものではありませんし、当然わざと高い費用をかけるためのものではないのでご安心ください。
2.仮契約
皆さんはHM選びの際に、作りたい間取りで見積もりを出してから、HM選びをしようと思っていませんか?
基本どのHMもその方法をとれますし、私も最初そのつもりでした。
しかし、一条工務店は設計費用を削減するため契約するかわからない方に間取りを作成してくれません。
「ならどうやって間取りを作ってもらえるの?」と、疑問に思いますよね。
そこで必要になってくるのが、仮契約というものです。
一条工務店の契約方法には2パターンで
- 仮契約
- 本契約
があり、その違いは「土地を保有しているかどうか」です。
つまり
ということになります。
仮契約は現金で100万円支払うことで契約することができます。
これは裏技ですが、もし仮契約の100万円がどうしても用意できない方は、HUGmeで仮契約すれば30万円の仮契約金を支払うだけで良いです。
HUGmeで仮契約してもグレードを上げることは可能ですし、坪単価の固定もできますよ。
一条工務店の坪単価は年々上昇しているので、早い時期に坪単価を確定させられるのはとても良いですよね。
仮契約の100万円及び30万円はローンに含めることができませんので、必ず現金で振込をする必要があります。
私が契約したグランスマートという商品の坪単価はこちらの記事でまとめております。
その他にも一条工務店に土地探しを依頼することもでき、未公開物件がいち早く確認できる土地探しアプリ(ランディ)の使用権限が得られます。
間取り図の作成も仮契約を行なえばしてもらうことができますが、間取り図作成費用は仮契約金から支払われます。
ちなみに、本契約に進んだら仮契約金建築費用に含まれます。
仮契約のデメリットとしては、一度払ったら何となく解約しづらいことくらいですが、仮契約金は間取り作成前であれば解約後に全額返金されますので、仮契約はしても良いと思いました。
一条工務店の設備や住み心地が体験できる工場見学や、住まいの体験会などは基本的に仮契約をした後に案内されます。
名古屋にあるショールームに行った話についてはこちらの記事にまとめました。
3.本契約
土地が見つかり、一条工務店でお家を建てることに決めたらいよいよ本契約に移ります。
本格的なお家作りが始まりますので、楽しみでもあり不安でもありますよね。
本契約は仮契約で支払っているので契約金はなく、電子署名にて契約が締結されます。
本契約時には、下のi-tabというタブレット端末を貸出され、一条工務店のお家作りについての情報が多く載っており、非常に参考になります。
このi-tabの凄いところは、事前にお家づくりに関する要望をアンケート形式で回答できるようになっており、それを基に打ち合わせをスムーズに進めることができます。
またZoomにて設計打ち合わせをする際にもこちらの端末を使用しますので、大事に扱いましょう。
4.敷地調査
敷地調査は地盤調査とは違い、建物や土地にまつわる法的な規制や、最良のプランの提案、スムーズな工事進行になるよう、敷地や周辺の調査を行ないます。
屋外の給排水工事について
市町村の管轄となる敷地外工事や、量水器、下水公共桝の移設工事など特殊な工事は見積もりに含まれない別途工事となります。
敷地には様々な法的規則がありますので、私達の土地については敷地調査報告書にて連絡されます。
重機の侵入などで道路の陥没や既存の建物が破損する可能性がありますが、補修など現状復旧に関わる費用は施主負担となります。
近隣住民の調査について
一条工務店は工事の始まりと引っ越しの際に、営業担当が近隣住民へ挨拶を行なってくれます。
しかし、近隣住民の人間性までは当然ですが調べてくれません。
せっかく念願の新居に住んだのに近隣住民のせいで台無しにしたくないですよね?
購入予定の土地の近隣住民の調査をしてくれるサービスもあるので、是非ご利用ください。
5.初回打ち合わせ
いよいよ初回打ち合わせです。
現在は感染症対策で、家づくりタブレット「i-tab」でzoom打ち合わせが推奨されています。
お子様が小さいご家庭などは、家から出ずに打ち合わせができるのでとても助かりますよね。
設計打ち合わせは下図のように、1回2時間の打ち合わせが通常2週に1度のペースで行なわれ、最短で6回の打ち合わせとなります。
土日は設計士が忙しく2時間キッカリで終了してしまいますが、平日は多少の時間オーバーも大丈夫なため、じっくり打ち合わせに望みたいという方は平日にすることをおすすめします。
私の場合は下記のようなスケジュール表が作成されました。
「最短」で6回ですので、打ち合わせ回数が伸びる分には問題ありません。
ただし、あまりにも打ち合わせが伸びると、上等予約もやり直しになるので、大幅に引渡しが遅れることになります。
さて、早速間取り打ち合わせに入りたいところですが、初回打ち合わせのメインは設計担当者との顔合わせと、重要事項の読み合わせとなります。
この重要事項の読み合わせが1時間ほどあり、とてもしんどいですが、法律で義務化されているので我慢しましょう。
読み合わせが終われば、やっと間取り打ち合わせです。
i-tabでアンケートに回答した内容を設計担当が私達施主にヒアリングして、間取りに反映させます。
私なりに考えた、後悔しないお家作りをするための間取り図自作方法についてはこちらの記事をご覧ください。
また、間取り図ができたら確認するべき注意ポイントもまとめましたので、こちらの記事もご覧ください。
初回打ち合わせが、展示場等で行なわれる場合は認印、i-tabを持っていきましょう。
Zoomの場合は、別日に営業担当が訪問して、設計・工事管理に関する書類へ捺印します。
6.図面打合せ
初回打合せ時後半の間取り打合せを元に、間取りの詳細を決定していきます。
配置計画や外構計画など、こだわりが多い部分についてはあらかじめ伝えておきましょう。
配置計画
配置計画では、土地に対し玄関の向きや庭の広さを考慮しながら、どのように建物を配置するかを決定します。
他には駐車場は何台必要になるか、自転車はどこに置くか、物置は設置するかなど、具体的に考えましょう。
落雪による隣家の距離についても考慮する必要がありますが、土地ギリギリまで建物を配置したい場合は、雪止めのついた屋根を採用しましょう。
外構計画
外観との調和が取れたお家にするために、外構は建物と同時に計画するようにしましょう。
提携の外構業者にするメリットもあり、本来は引き渡後後に施行される外構工事を、完了検査後に施工できるというメリットがあります。
現在は提携の外構業者でも引渡し前に外構を進めることはできないそうです。
我が家は引渡しから3日目に施工開始しました。
提携のメリットは特にありませんので、提携外の外構業者とも相見積もりを行ない、都合がいい方と契約しましょう。
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7.仕様打合せ
仕様打合せでは、キッチン、洗面台、浴室などの設備や外壁、床、建具などの仕様や色、壁紙を決定します。
外観
外観は家の「顔」となります。施主の好みや個性を形にするのはもちろん、周囲との調和も考慮しながら、外観の色、サッシの色や玄関ドア、ポーチタイルなどを選びます。
内装
建具の種類や床の色、天井や壁のクロスなど様々な仕様を決定します。
また、エコカラットなどでアクセントを付けたい場合には素材や貼り方も決めていきます。
内装についてはこちらでまとめております。
住宅設備
一条工務店の住宅設備は充実しており、基本的に全て自社生産しています。
キッチンだけでも、色をはじめ、水栓や調理器の種類など決めることは多くあります。
他にも浴室の色、洗面化粧台、クローゼット、シューズボックスなども決定します。
基本的な住宅設備は全て揃っているので、他のメーカーから選択する必要がないため、迷わず決めたい方はとても選びやすいと思いますよ。
住設についてはこちらでまとめております。
家づくりタブレット(i-tab)を活用しよう!
家づくりタブレット(i-tab)の中で、打ち合わせで検討する住宅設備について、事前に様々なアイテムの情報を確認できます。
お気に入り登録もできますので、スムーズに打合せが行なえますよ。
カーテンの計画について
カーテンの計画は壁紙や設備など、内装が決まった後に、打合せとなります。
提携のカーテン業者を案内されますが、提携外の業者でも問題ありません。
提携業者のメリットとしては、引渡し前にカーテンを施工してもらえるため、引渡し時にはカーテンがついていることです。
ロールスクリーンについても取扱いはありますが、複数業者に相見積もりを取ることをお勧めします。
8.電気・照明打合せ
電気・照明打合せでは、持ち込み予定の家具・家電を考慮し、コンセントや照明器具を決めていきます。
また、インターネットの配線計画についても進めていきます。
我が家の電気打合せについてはこちらの記事をご覧ください。
スイッチ・コンセント
スイッチ・コンセントは生活動線や使い勝手を説明しながら提案してもらえます。
また、持ち込み予定、購入予定の家具・家電の設置場所、使い方等を考慮しながら決定していきます。
絶対に必要なコンセントの位置についてはこちらの記事でまとめています。
照明器具
照明器具は確定した間取りに合わせて、一条工務店のオリジナルLEDパッケージを提案されますが、オリジナルLEDパッケージは最小限の照明しかないので、基本的には照明を追加すると思います。
こだわりがある場合は照明器具を施主支給できますし、一条工務店提携の照明器具メーカーは定価の半額で採用可能です。
TEL・ネット・テレビ等の配線
テレビやインターネットをどの部屋で使用するかを確認し、TV端子やLANの起点等の位置を決めていきます。
合わせて利用するテレビ放送の種類やインターネットの接続サービスも確認します。
エアコン
部屋の広さや予算に合わせてエアコンのメーカーや種類を決めていきます。
その他ダクト経路や施工方法、室外機の位置を確認します。
また、持ち込み予定や将来用の専用コンセントについても説明があります。
エアコンに関しては、標準で20畳用のRAYエアコン(一条オリジナル)が1台付きますので、リビングに以外のエアコンを計画すると思います。
ただし、RAYエアコンは床暖房用の室外機と共用のため、床暖房とRAYエアコンの併用をしたい方は注意が必要です。
9.最終仕様確認
最終仕様確認では、見積書や図面、仕様書などを見ながら、間取りや建物の配置をはじめ、選んだ商品の品番や設置位置まで1つ1つ一緒に確認します。
一条工務店では確認時に画像入り仕様書を使用するので、文章のみで分かりづらいといったこともないので安心です。
最終仕様確認後、申請準備や構造設計を始めます。
間取りや設備をはじめ、駐車スペースや隣家との距離などの配置計画まで、十分な確認を行ないましょう。
最終仕様確認についてはこちらの記事をご覧ください。
住宅ローンの申し込みについて
必要書類などは営業担当と打合せしましょう。
ただし、営業担当者にもよりますが、かなり多忙なので、念のため施主自身で金融機関と調整しておくと安心です。
工事着手承諾までに金融機関の承認を得ましょう。
住宅ローンの注意点についてはこちらの記事をご覧ください。
借地に建築する場合
借地に建築する場合には、ローン申し込み前に、地主の方(複数の方が所有している場合は全員)から「承諾証」をいただく必要があります。また、地主の方には抵当権の設定が行なわれる旨の承認をいただかなければなりません。
太陽光発電の工事費負担金について
太陽光発電システムの受給契約の申込みを行ない、電力会社にて系統連系の技術検討した結果、工事費用が発生する場合には、工事費負担金が電力会社より請求されます。
電力会社や建物周辺の状況により個別の審査となり、確定時期が異なりますので、決定次第、一条工務店から報告があります。
一条工務店が立替払いをし、その後施主へ請求されます。
工事費負担金とは変圧器・引込線等の工事費のうち、施主が負担する部分です。
10.工事着手承諾
最終仕様確認で確認した全ての項目に、承諾・捺印を行ないます。
この承諾をもって打合せが全て完了しますので、一斉に工場への部材発注・加工作業・各種申請手続きがスタートします。
打合せはこれで終わりますが、各種申請などはこれから始まるので、まだまだ忙しくなります。
当日に必要な物
・実印
・家づくりタブレット(i-tab)、付属品一式
家づくりタブレット(i-tab)は今後一切見られなくなりますので、返却前に存分に見ておきましょう。
着手承諾後に変更が発生すると、各種申請の再手続や部材の再加工等により、建築スケジュールに大きな影響があることに加え、変更手数料が発生しますので、必ず漏れがないようにしましょう。
着手後のやることについてはこちらの記事にまとめました。
火災保険・地震保険の申込み
住宅ローンの借り入れには、火災保険への加入が必要となります。(加入前にローンを組むことはできます)
一条工務店が提携しているのは東京海上日動なので、火災保険の案内が送付されてきますが、どこで加入しても良いので、比較サイトで相見積もりを取りましょう。
火災保険加入後の活用方法についてはこちらの記事をご覧ください。
預り金・着手金の振込み
工事着手承諾に署名・捺印後、預り金・着手金の振込みを行ないます。
着手金=
工事請負金1/3-契約金(100万円)
振込完了後、一条工務店から連絡があります。
土地を購入しない方はここから何千万のお金が動き始めるので、少し怖気づいてしまいます。
つなぎ融資の利用について
ほとんどの方が住宅ローンを利用すると思いますが、自己資金が工事請負代金の振込金額に満たない場合はつなぎ融資を利用することになります。
住宅ローンが実行される前に預り金・着手金を振込まないとならないので、貯蓄がない・親からの援助がない場合は、基本的には利用することとなります。
我が家も自己資金などなかったため、つなぎ融資を利用しています。
不動産取得税の控除について
家屋や土地を取得すると「不動産取得税」が課せられますが、条件により控除を受けられます。
【長期優良住宅(床面積50㎡以上240㎡以下)の場合】
取得から60日以内に「不動産取得税申告書」を提出することで税額の控除を受けられます。
【土地を購入してから住宅を新築する場合】
まず土地に対して不動産取得税がかかりますが、「不動産取得税減税予定の申告書」を提出することで、建物完成までの期間に限り徴収が猶予されます。(猶予される税額は、その住宅が完成した時に見込まれる額に相当する税額分)
申請に必要な書類などは都道府県により異なりますので、詳しくは管轄の都道府県税事務所へお問い合わせください。
解体工事前のライフライン撤去について
解体前に施主がライフライン(電気、ガス、電話、TV、インターネットなど)の撤去を手配する必要があります。
ただし、水道に関しては解体工事に必要となるので、使用できる状態のままにしましょう。
解体に必要な手配
1ヵ月前
- 電話(有線)の移転
電力会社からの「請求書・領収書」などに記載されたお問い合わせ先に、仮住まい先と移動日を伝えましょう。
2週間前
浄化槽の撤去について
維持管理業者に解体連絡をしましょう。
郵便物の転居・転送サービスの手続きについて
お住まいの郵便局窓口へ「転居届」を提出しましょう。
インターネットについて
接続会社やサービスの形式によって異なりますので、早めに確認しましょう。
10G契約がお得にできるプロバイダについてはこちらの記事をご覧ください。
水道について
一条工務店から指定水道工事店に依頼するので、水道は使用できる状態のままにしましょう。
一度メーターを止めてしまうと再加入手続きに時間がかかり、着工に間に合わない場合があります。
解体業者について
解体業者によって料金などが異なってくるので、解体業者も相見積もりを行ないましょう。
仮住まい、引越し業者について
仮住まいが必要な方は、一条工務店の営業担当まで相談しましょう。
引越し業者に関しては、相見積もりすることによって、最大で50%の割引がされる可能性がありますので、必ず相見積もりをしましょう。
11.建築確認申請
建築確認では、建物や建築地に関わる様々な法律の規制について、その計画が適合しているかを確認検査機関が確認します。
また、建築確認申請と同時期に、住宅ローンの申込み手続きを行ないます。
建築申請でチェックする項目例
建築確認の申請については全て一条工務店が行なうので、施主が行なうことはありません。
「建築確認済証」が交付されたら大切に保管しましょう。
12.配置確認
配置確認では、着工前に配置図面を基に、建物の位置と地面の高さを工事担当と一緒に最終確認します。
また、工事の内容なスケジュールについても説明されます。
他には地鎮祭や近隣への挨拶も行います。
地鎮祭とは?
工事の安全と家の繁栄を祈る儀式で、神様にお供え物をし、祝詞をあげてお祓いをします。
希望の方は営業担当に相談しましょう。
最近では地鎮祭をしない家庭も増えていますので、どちらでも良いと思います。(我が家もしていません)
地鎮祭で神主からお札を授かった方、上棟時または上棟後に屋根裏に納めます。屋根の形状や地域の風習により違いがありますので、営業担当又は工事担当に相談しましょう。
近隣の挨拶について
工事が始まる前に、ご近所への挨拶回りをしましょう。
一般的には500円~1000円程度の消耗品を渡すことが多いようです。
営業担当も一緒に挨拶回りをしてくれますので、ついて行くだけで大丈夫です。
13.着工・基礎工事
基礎はその名の通り建物を支える部分なので、地震に強い家づくりはここが肝心です。
着工前の準備として、仮設電気やトイレ、フェンス等、工事の準備を行ないます。
また、駐車場や敷地の草刈り等が必要な場合は、手配をしましょう。
駐車場の手配
敷地内に工事車両を駐車するスペースが確保できない場合は、駐車場の手配をお願いする場合があるそうです。
一条工務店側でも駐車場を探してくれるそうなので、早めに営業担当へ相談しましょう。
別途駐車場費用が掛かる場合もあります。
敷地の草刈り等の整地
建物本体の基礎工事が始まる前(地鎮祭)までに、敷地の草刈りなどの整地が必要です。
草刈りは、施主側で対応しなければなりません。
一応営業担当に連絡すれば、業者を手配してくれます。
我が家は草刈りをしてくれるもんだと思っていたので、大変なことになりました。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
基礎工事
鉄筋組み作業、生コン打設を行ない、建物の基礎をつくり、その後土台を据え、一階床の下地を作ります。
また、地盤調査の結果により、地盤補強を行なう場合もあります。
地面の仕上がりについて
建物周辺の地面は、整地等は行なわずそのままでの引渡しとなります。
整地や地面の高さ調整を行なう場合は、別途費用がかかります。
水道配管の桝(マス)の高さについて
桝の高さは、設計GL(グランドライン)高さ、もしくはやや高めに施工します。
外構工事の際、コンクリートなどの仕上げ面に合わせて、桝の高さをご調整ください。
盛土と残土の処分について
残土の処分には、別途費用が必要になります。
お金をかけて盛土をしたのに、さらに残土の処分をすることがないよう、十分に打合せしましょう。
SNSなどで図面指示がないにも関わらず、大工さんと直接打合せし変更するといったことが取り上げられています。
直接大工さんと打合せをすると、連絡の行き違いにより工事の進行に手違いが発生しますので、必ず営業担当もしくは工事担当まで連絡をしましょう。
14.上棟
上棟とは、数日にわたって屋根までを一気に組み上げる作業です。
部材の配送などを考慮して、日曜・祝祭日を除いた日に行ないます。
我が家の場合は、3日で上棟完了しましたが、規模によっては日数が増減します。
また、このタイミングで上棟金(工事請負代金1/3)の支払いを行ないます。
上棟式について
地域の風習などで上棟式を希望する場合は、事前に営業担当に相談しましょう。
上棟時の祝儀や食事などは一切不要です。
我が家はしておりません。
上棟式はいつやるの?
上棟は2日~5日間程度の期間で行ないます。
上棟式を執り行なう場合は、その期間の中で日柄の良い日を設定されます。
また、上棟後でも上棟式を執り行なうことは可能ですので、希望する場合は営業担当に相談しましょう。
全棟気密測定について
一条工務店は全棟で気密測定を行ないます。
工場・現場での高精度な気密施工でつくられた建物の気密性を専用の測定器で検査します。
高い自社基準を設けており、クリアするまで気密施工を繰り返し、確かな気密性能を確保します。
15.大工・外部・仕上げ工事
一条工務店は、完成時に見えなくなる構造部分まで、丁寧で正確な作業を心がけており、工場生産の段階で、釘の位置や間隔まで一つ一つマーキングされています。
外壁タイルに関しても、つなぎ目以外ほとんどを工場で貼り付けているため、ほとんど施工ムラが発生しません。
工事の進捗状況に関しては、一条工務店公式アプリの「工事進捗アルバム」にて確認できます。(工事担当がアップロードするまで1ヵ月ほどタイムラグが発生するので、気長に待ちましょう)
仕上げ工事とは?
仕上げ工事とは、壁紙や設備工事、クリーニングなどの見える部分の最終工事を2~3週間かけてしっかりと仕上げます。
他にも、家全体のクリーニングを行ない、畳など取り付けます。
16.竣工検査・完了検査
竣工時社内検査・確認検査機関による完了検査を行なえば引き渡しまでもうすぐです。
竣工時社内検査は、図面・仕様通りに施工されているかの最終確認で、外部・内部共に細かく仕上がりを検査します。
さらに、床暖房・水道などの設備の動作確認を行ないます。
完了検査は、建物完成後、確認検査機関の検査員が実施します。
建築確認申請の内容通りに施工されているか、目視や寸法測定などで検査し、検査が通ると「検査済証」が交付されます。
このタイミングで最終金(工事請負代金の残金)の支払いを行ないます。
既に工事が完了し、工事請負代金の支払いが完了した場合でも、完了検査合格後までは引渡しされないので注意しましょう。
17.引渡し
マイホームの完成おめでとうございます。
短いようで長い期間でしたので、念願のマイホームの引渡しはとても嬉しいですよね。
引渡し時には、これから使用する玄関キーを受け取ります。
また、「お引渡しご確認書」への署名・捺印の他、設備の使い方やアフターサービスについての説明があります。
引渡し時に必要な物
保証書について
引渡し後、自宅へ郵送されますので、必ず確認しましょう。
また、図面一式が保存されたCD-ROMが同封されますので、保証書と一緒に保管しましょう。
住まいの手引きについて
住まいのメンテナンス方法をまとめたマニュアルや、設備の取扱説明書を一条工務店公式アプリから確認できますので、活用しましょう。
他のハウスメーカーや工務店も比較しよう!
家づくりは、展示場で初めて訪れたハウスメーカーや工務店を選ぶ確率が高いです。
そんな簡単に決めないし!
と、思うかもしれませんが、本気で家づくりを考えている時の、営業トークの力の入れ具合はハンパないです。
こちらも本気だからこそ、熱心に質問をしてしまい、最初に訪れたハウスメーカーや工務店を、すごく良く思ってしまいます。
その証拠に、2番目に訪れたハウスメーカーや工務店はマイナスに感じませんでしたか?
大金が掛かっていて、慎重に選ぼうとするせいで、余計に心理的にそうさせてしまうのです。
展示場に足を運ぶのも大事ですが、一度目線を変えて、客観的な視点で見ることが大事です。
しかし、毎回展示場に行くのも大変ですし、営業トークも全て真実を言っているとは限りません。
そこで利用して欲しいのが、複数のハウスメーカーや工務店に「あなただけの家づくり計画書」を作ってもらうサービスです。
家づくり計画書を活用することで、公平な視点で家づくりを行なうことができますし、家づくりに関してのサポートもしてくれます。
利用に関しては完全無料ですので、お気軽に利用してみてくださいね。
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同時並行で外構も進めよう!
家づくりは、間取りについてすごく悩みますよね。
一条工務店は『一条ルール』が多くて余計に疲れます。
あ、この間取りできないですね。
また!?せっかく良い間取りができたと思ったのにー!?
ということもザラにあります。
それに、やっと間取りが終わっても
- 住設を選び
- 壁紙を選び
- 照明を選び
と家づくりは疲れることの連続です。
ですが、何か忘れていませんか?
そう、『外構』についてです。
精魂尽きた状態で外構の打ち合わせをするなんて、無理ですよね。
もう丸任せで~って言いたくなります。
電気図面でもう力尽きました・・・
しかし、今思えば『もう少し力を入れても良かった』と後悔することも沢山あります。
SNSを見てると、他の家はキラキラしてていいなーと、余計に思ってしまいますので、過去に戻れるなら外構にも力を入れたいです。
そんな時にオススメしたいのが、外構業者に一括して依頼をできるサービスを利用することです。
外構業者って提携業者で丸任せじゃダメなの?
ダメではないけど、外構業者によって、費用もデザインも全く違うよ。
外構業者は、それぞれ価格も違いますし、得意な分野が違いますので、複数業者と相見積もりするのが常識です。
ですが、ただでさえ打ち合わせで大変な中、何社も回る時間もないですよね。
毎回、間取りの資料を印刷して、デザインが出来上がったら訪問して・・・。
もう無理!限界!
と言いたくなりますよね。
それが、外構業者一括依頼のサービスを利用することで全て解決できるなら、とても便利だと思いませんか?
一度必要な資料を送るだけで、後は勝手に複数の外構業者にデザインと見積り依頼を出して、向こうが送ってきてくれるのです。
こちらは待っているだけで良いのです。
気に入った外構デザインの業者を選ぶも良し、値段で選ぶも良し、こちらは選ぶだけで自分から動かなくてよくなるのです。
利用に関しては完全無料で、厳選された優良な業者なので、しつこい勧誘や強引な営業も一切ないですので、お気軽に利用してみてくださいね。
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まとめ
以上が、一条工務店の仮契約~引渡しまでの流れとなります。
これからお家作りをしようと思っている方、現在一条工務店と契約している方のお役に立てれば幸いです。
一条ルールについては下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
外構については下記をご覧ください。