一条工務店で家を建てるにあたり、様々な打ち合わせがありますよね。
- 間取
- 住設
- クロス
- 外観
- 電気
などなど、本当に多くのことを、数少ない打ち合わせで決めなければなりません。
我が家は、たった6回の打ち合わせで終了でしたので、最終確認後は不安で仕方ありませんでした。

こんな少ない打ち合わせで一生住む家決めて良いのかな。
今となっては良い思い出ですが、
- 打ち合わせがどんなものか知りたい方
- これから打ち合わせの方
- 既に打ち合わせに入っている方
が、これ以上不安にならないためにも、我が家の打ち合わせの流れとやったことについて、ご紹介致します。
▼一条工務店で家づくりを始めるならこちら。

▼一条工務店関連のオススメ記事はこちら。
打合せの事前準備!

一条工務店は、仮契約を結んだ時点で、坪単価が固定されます。
少しでも契約する気持ちがある方は、日々上昇している坪単価を抑えるために、早めに仮契約をしましょう。
仮契約には100万円が必要です。
こちらはローンに含めることができないので、現金で用意しましょう。
仮契約を30万円に抑える裏技もあります。
仮契約が完了したら、営業担当から『i-Tab』というタブレット端末が貸し出されます。
タブレット内に、
- 一条工務店のオリジナル設備
- 建具のカラーバリエーション
- 選べるオプション設備
などに加え、家づくりについての予備知識についても記載されています。
仮契約後に、工場見学等各種イベントがあるので、設計打ち合わせまで時間が空きます。
その間に穴が空くくらい『i-Tab』を見ましょうね。
同タイミングで渡される『お住まい検討シート』という紙もありますが、『i-Tab』の方が、選んだ住設などを設計担当と共有できるためオススメです。
一条工務店の打ち合わせスケジュールは?

打ち合わせは、長いようであっという間に時間が過ぎてしまいます。

図面と睨めっこしてたら2週間なんてあっという間!
工事着手承諾をしてしまったら、変更を行なうのも大変です。
そうならない為にも、しっかりと知識を蓄えておきましょう。
打合せの回数は?
一条工務店は、通常2週間毎で打合せがあります。
理由としては、一条工務店は打ち合わせ毎に、間取り図をフィリピンにある工場に送り、構造計算をする必要があるからです。

待ってる間のワクワク感も良い思い出だね。
構造計算後の間取り図が返却されるまで1週間掛かるので、残りの1週間で設計・施主が確認し、次回打合せを行ないます。
打ち合せの回数は最低6回で、
- 初回設計打合せ(約3時間)
・間取りの提案 - 第二回設計打合せ(約3時間)
・間取りの修正、外観コーディネート - 第三回設計打合せ(約3時間)
・住宅設備仕様の決定 - 第四回設計打合せ(約3時間)
・電気、照明打合せ - 第五回設計打合せ(約3時間)
・図面、仕様の最終確認 - 最終設計打合せ(約6時間)
・工事着手承諾
となり、下記のスケジュール表に沿って進められます。

ただし、あくまで上手くいった場合なので、打ち合わせ回数が増えることもあります。
しかし、打ち合わせ回数があまりにも長いと上棟予約を取り消すことになり、引き渡し時期が遅れます。

後悔しないようにしっかりと話し合おう!
上棟はいつになる?
一条工務店の上棟は、基本的には工事着手承諾の5ヶ月後に予約設定されています。
打ち合わせが長引くと引き渡し時期が遅れる理由ですね。
一条工務店は、全てフィリピンの工場で製作し、日本の倉庫に納品します。
そのため、打ち合わせが全て完了してから発注しフィリピンの工場で製作するため、5ヶ月間の工期が必要となります。
我が家の打ち合わせスケジュールで言うと、
4月中旬に工事着手承諾が終われば9月中旬が上棟日
となりました。
初回~最終打ち合わせでやったことは?

続いては、それぞれの打ち合わせで何をしたのかを、紹介していきたいと思います。
事前に知っておくことで、心構えができますので、しっかりと把握しておきましょう。
後述する家づくりノートに加え、一条工務店公式アプリの「うちメモ」を使う事で、設計担当と情報共有することができます。

思いついたことを何でも書いていこうね!
その他も便利な機能があるので、ぜひ活用しましょう。
こちらの方の活用方法はオススメです。
初回設計打ち合わせ(所要時間:3時間)
初回打ち合わせでは、
- 重要事項読み合わせ
- 間取り打ち合わせ
を行ないます。
重要事項読み合わせ(所要時間:1時間)
初回打ち合わせでは、設計士との顔合わせも兼ねて重要事項読み合わせを行ないます。
大体1時間ほどで終わりますが、正直眠たくなります。
ですが、大事なことなのでなるべく聞いておきましょう。
重要事項読み合わせは、伝えられていない作業で費用を請求されないよう、私達「買い手」を守るために法律で定められています。
「売り手」も「買い手」も言った言わないで揉めないように行なっているそうです。
間取り打ち合わせ(所要時間:2時間)
眠たい時間を乗り越えたら、いよいよ間取り打ち合わせに入ります。
初回打ち合わせでは、
- 施主が間取りの要望を伝える
- 設計士が形にする
- 間取りの大枠を完成
と、いう流れとなります。
設計打ち合わせで大切なのは、『常に議事録としてノートに記録』しておくことです。
何千万と高い買い物で、言った言わないで揉めない為にも、毎回の議事録を取り、営業・設計担当と共有することが大切です。
議事録を取るための家づくりノートの作り方はこちらにまとめています。
また、間取りの大枠は事前に作っておくと打ち合わせが楽です。
間取りの自作方法はこちらにまとめてあるので、ぜひご覧ください。
ちなみに、我が家の間取りの要望としては、
- 30坪前後
- リビングに隣接した畳コーナー
- 玄関階段
- 吹き抜けは壁で囲う
- 1階にWIC
- ランドリールームあり
- シューズクローク有り
- 書斎あり
- リビングに猫用収納
- 子供部屋は独立して2つ
- リビングにワークスペース
と、なりました。
上記の要望は、間取り一括依頼をしてから欲しいと思った間取りになります。
僕も家づくり初心者だったので、最初はプロに書いてもらった間取りを沢山見て、勉強をしました。

間取りは見れば見るほどアイデアが浮かぶよ!
実際に間取り一括依頼をした時の記事はこちらにまとめていますので、ぜひご覧ください。
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上記の要望を反映させて、設計担当がパパっと描いた間取りがこちらです。

あっという間に手書きの間取り図を書き起こしていたので、やはり『プロ』なんだと感じました。

プロってやっぱりすごい!
間取りとしては、ほとんど自作した間取りの通りにしてもらいました。
正直、完全に僕が作ったの間取りの通りにしてほしかったのですが、なぜかちょこちょこ変更させられたので、自作間取りに近づく様に修正を依頼して、初回打ち合わせが終了しました。
間取りを自作した方が打ち合わせはスムーズに終わりますが、設計担当と話しながらじっくりと決めたい場合は、あえて要望だけ伝えて図面が出来るのを待つのも良いでしょう。

参考間取りがあった方が話しやすかったよ!
2階建てにするか平屋にするかも、設計担当の意見を聞きながら決めると良いと思いますよ。
設計打ち合わせが終了した後、間取り図をフィリピンの工場に送りCAD図面化してもらいます。
初回打ち合わせで疑問に思った点は、家づくりノートに記載をして回答を得るようにしましょう。
第二回設計打ち合わせ(所要時間:3時間)
続いては、第二回設計打ち合わせです。
フィリピンの工場から返却された間取り図を基に、間取りを完成させていきます。
こちらが返却図面です。

手書きの間取り図より、だいぶ見やすくなっていますね。

いっきに図面っぽくなったね!
初回打ち合わせで、
- 間取りの要望が出きらない方
- 満足のいく間取りが出来ていない方
は、引き続き間取りの大枠を完成させていきます。
細かい修正は後でも可能なので、まず大枠を完成させていきましょう。

この辺は予算度外視で希望を盛り込んでおこう!
第三回設計打ち合わせ(所要時間:3時間)
続いては、住宅設備の仕様を決定していきます。
今回の打ち合わせは、
- 外壁
- キッチン
- ドレッサー
- 浴室
- 床材
- クロス
- 窓
- ドア
など、家の設備や建具全ての仕様を決めます。
間取りも迷いますが、住宅設備関係もかなり迷います。
標準品の仕様よりオプション品の仕様の方が、見た目も機能性も良いのは間違いないです。
このオプション金額をどれだけ抑えれるかで施主力が試されますね。

ここが力の見せどころ!
我が家のオプションランキングと、あって良かった間取りや設備についても、ぜひご覧ください。
第四回設計打ち合わせ(所要時間:3時間)
続いては、照明について決定していきます。
とは言っても照明位置をイチから決めていくのではなく、設計があらかじめ照明位置を決定した『電気提案図面』を基に決めていきます。
こちらが電気提案図面となります。

もうごちゃごちゃ通り越して、何が何だかわかりませんよね。
家づくりブログやSNSなどで「電気打合せで力尽きた」と、投稿している方が多い理由がわかりますよね。
ただ、この電気打ち合わせで『コンセントの位置』についても決めます。
コンセントの位置の後悔は、ランキング上位に必ず食い込んできます。

コンセントは単価が安い分付け過ぎちゃうよね。
ここが踏ん張りどころなので、頑張って決めましょう。
コンセントのオススメ位置についてはこちらでまとめています。
第五回設計打ち合わせ(所要時間:3時間)
第五回設計打ち合わせでは、間取り図面と電気図面の最終確認を行なっていきます。
毎日のように間取り図面や電気図面と睨めっこしていると、修正箇所が沢山出てきます。
設計担当のレスポンスも早い訳ではないので、回答が返ってきたタイミングで
質問漏れが無いように『家づくりノート』記載するようにしましょう。
一条工務店はフィリピンの工場で構造計算する際に、間取り図面の細かい位置などがズレている可能性が高いです。
我が家は、図面ミスを4つ修正すると違う場所が5つ間違って返ってくる始末でした…。

もうちょっとしっかりして欲しいね。
フィリピンから返却される図面は、特に注意して確認するようにしましょう。
図面に記載できない細かいこだわり等は、施工連絡表に記載されています。
施工連絡表は設計担当に欲しいと言わないともらえないので、必ず貰うようにしましょう。
最終打ち合わせ(所要時間:3~5時間)
最終打ち合わせは、『最終仕様確認』を行ないます。
最終仕様確認では、
- 間取り図面
- 電気図面
- 照明仕様書
- 住宅設備仕様書
- 配置図
の全ての仕様を確認します。
この仕様確認が終われば、『工事着手承諾』となり、フィリピンの工場へ製作依頼がされます。
工事着手承諾以降の変更については、変更手数料として3万円が掛かってしまうので、注意しましょう。
我が家は、工事着手承諾後に間取り変更を一ヵ所行ないましたが、タイミングが早かったため、変更手数料無しで出来ました。
まとめ
一条工務店の打ち合わせの流れについてご紹介しました。
結構ざっくりとしたまとめとなってしまいましたが、
それぞれの打ち合わせの具体的な指摘事項については、アメブロに投稿しているので、そちらをご覧いただきたいです。
家づくりの失敗の8割は『間取り』によるものです。
今後一生住む家となるので、プロに「あなただけの間取り」を作ってもらい、自分の間取りに活かしましょう。
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