皆さんこんにちは。
ゆすずみです。
一条工務店は全館床暖房が標準採用できる珍しいHMですよね。
床全面に配管を通し、そこに温水を流し床を温める仕組みですが、流すための本体がこちらのヘッダーボックス(HB)というものになります。
一条施主の中では一般的な物で、このヘッダーボックスの配置を工夫することで、床暖房を設定できない土間や階段下収納なども床暖房対応とするテクニックは有名ですよね。
我が家はシューズクロークに配置しましたが、そこまで暖かいとは感じませんでした。
ただそんなテクニックも配置ルールを把握しなければ、思っていたところに配置できず、予想しない箇所に配置せざるを得ない結果になる可能性があります。(トイレに配置されている方もいました)
そうならないためにも、ヘッダーボックスの4つの配置ルールをご紹介します。
ヘッダーボックスの4つの配置ルールは?
ヘッダーボックスは意外と存在感があるので、思わぬ箇所に配置されたら見るたびに後悔することになります。
以下でご紹介する配置ルールをしっかり把握し、ヘッダーボックスを設置する箇所を検討しましょう。
①1階に配置しなければならない
これはそこまで難易度が高くはない配置ルールです。
(水圧の影響でしょうかね?)
個人的にはヘッダーボックスは結構存在感があるので、2階に配置したかったのですが・・・。
②外壁に面する壁には配置できない
家の中から見ると外壁側が一番外側なので一番目立たない部分ですが、残念ながら耐震性の影響で配置ができないです。
最近は1階の廊下を極力減らす方が増えたので、どうしても目立つ部分に配置されてしまう可能性があります。
③耐力壁ではない壁が望ましい
耐力壁でも設置は可能ですが、耐力壁は埋め込むことができないので、壁からかなり出っ張ることになります。
浴室の壁も埋め込みが不可です。
④RAYエアコン室内機や室外機の10マス以内に配置
これはだいぶ大きな家や平屋を建てる方ではないと影響しませんが、床暖房はRAYエアコンと同じ室外機を使っている関係で、10マス以内に配置しなければいけません。
まとめ
ヘッダーボックスの4つの配置ルールをご紹介しました。
ヘッダーボックスの配置ルールを把握することで、通常オプションでしか設定できない箇所に床暖房を配置するテクニックも使えますので、間取りを考える上でヘッダーボックスの位置も考慮するようにしてくださいね。
我が家では床暖房が標準設定されない玄関の土間収納内に配置することが出来ました。
冬場などはヘッダーボックスが暖かいので、近くにアウターを掛けておくと暖かい服で出かけられますのでオススメですよ。
まぁ実際は部屋全体が暖かいので、シューズクロークに掛けてあるアウターも暖かいとは感じませんが。
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