注文住宅と言えば「書斎」ですよね。
賃貸時代では得られなかった、自分専用の部屋を作るのはとても憧れがありますよね。
今回私も、家づくりをするにあたり書斎を作ることにしました。
その広さなんと
「1帖」
です。
トイレと同じ大きさの小さな書斎ですが、その使い心地とデメリットについてご紹介したいと思います。

1帖書斎の使い心地とデメリットは?

男の憧れでもある注文住宅の書斎ですが、予算の兼ね合いもありあまり広い書斎は作れない方もいると思います。
僕も予算の兼ね合いで書斎を小さくせざるを得ませんでした。
中には、在宅ワークの関係で書斎の広さが4.5帖ほどある方もいらっしゃいますが、僕は完全趣味部屋なのでそこまでの広さは必要ありません。
それでは使い心地とデメリットについてご紹介します。
1帖書斎の使い心地は?

上記の写真が、僕の趣味部屋である1帖書斎です。
ゲーミングチェアを置いたらもう何も置けないくらいの広さしかありません。
現在は、棚やフックを足しているのでもう少し収納が増えています。
それで実際の使い心地ですが、この狭さは非常に落ち着くので個人的には好きです。
物が全て手の届く範囲にありますので移動が不要、というかそもそも移動ができませんが。
リクライニング機能が付いているゲーミングチェアなので120°まで傾けて使用できますし、もちろん1帖書斎でもフルリクライニング可能です。
このゲーミングチェアにはマッサージ機能もついていて、少し音はうるさいですが、心地よい振動で疲れた体を癒してくれますよ。
それに、全館床暖房のお陰で室内は寒くないので、冬は快適に過ごすことができます。
1帖書斎のデメリットは?
使い心地は概ね良い1帖書斎ですが、デメリットももちろんあります。
皆さんも1帖書斎を作る際にはぜひ参考にしてください。
デメリット①やはり狭い
分かっていたことですが、やはり狭いです。
過去記事でも紹介していますが、ゲーミングチェアが回転できません。

正確に言えば椅子単体で回転はできますが、椅子に座った状態で回転はできません。
正直かなり使いづらいです。
椅子が必ず壁と擦れるため、傷防止のシールを貼っています。
デメリット②夏が地獄
冬は全館床暖房があるので快適ですが、夏は地獄です。
一条工務店の「さらぽか」なら、恐らく夏も快適だったのだと思いますが予算の関係で不採用ですし、1帖の広さはエアコンが設置できません。
スポットクーラーを買ったのですが、排気ダクトなしなので、背面から熱気が出てきて結局暑いです。
夏の間は仕方ないので、ドアを開けっぱなしにしています。
(そのせいで静かにゲームする必要がありますが・・・)
対策は?
1帖書斎のデメリットを、払拭できる対策をご紹介しますので、皆さんも参考にしてみてください。
対策①窓に網戸を付ける
真夏だと、外から熱気が来る可能性がありますが、スポットクーラーの熱気を逃がすことができます。
ただし、音漏れもしますし花粉等も入ってきますので、あまりオススメはできません。
対策②窓用エアコンを設置する
窓用エアコンにすると熱気は外に排出されるので、室内は涼しくなります。
値段は安くはありませんが、エアコンに比べて高くはないのでオススメです。
ただし、窓とエアコンの隙間に若干の隙間はできてしまうので、気密性は落ちてしまいます。
対策③排気ダクト用の換気扇を付ける
これは可能かはわかりませんが、排気ダクト用の換気扇をつけてもらうことでスポットクーラーの熱気を排出させることができます。
恐らく1帖の広さだと不可能ですが、エアコン用の穴を空けてもらい、排気ダクトを通すことでも対策はできるかと思います。
どちらも建築士に確認が必要ですね。
対策④2帖以上にする
ぶっちゃけ1帖の書斎は、対策があまりないです。
なので、間取り計画段階で、2帖以上の広さを何としても死守してください。
スペースや予算的に1帖しか無理だった場合は、いっその事ドアを無くしましょう。
まとめ
我が家の1帖書斎の使い心地とデメリットについてご紹介しました。
夏以外は使い心地は良い1帖書斎ですが、今となってはせめて2帖の広さにしておけば良かったと後悔しています。
今更後悔しても遅いので、今できる対策をしていこうと思います。

