家づくりで悩むところは沢山ありますが、中でも最初に悩むのが、
- 平屋にするか
- 二階建てにするか
だと思います。
私もすごく悩みましたが、妻の一声で有無を言わさず二階建てになりました。
まぁ後悔自体はないので良いですが、私が平屋と二階建てで迷った際に、結局どっちが良いのかを様々なパターンで分析をしました。
なので今回は、平屋と二階建てがどちらが良いのかを、
20代~50代の年代別にオススメ度を★1~★5段階で徹底比較
してみましたので、平屋か二階建てか悩んだ際に、ぜひお役立てください。
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間取り作成は、家づくりにおいて最大の難関と言っても過言ではありません。
たった数回の打ち合わせで、今後何十年と住む家が決まってしまうので、とても不安になりますよね。
それに、設計士は自分が住む家ではないので、無難なアイデアしか出してきません。
こだわった家ほど、構造的に計算しずらくなるからね。
私のハウスメーカーの設計士もそうでしたので、間取りを作る上で、ほとんど自分でアイデアを考えなければなりませんでした。
ですが、一生に一回しかない家づくりで、初心者がそんなアイデアなんて出せるはずがないですよね。
そうだそうだ!家づくりって何度もやるものじゃないから、アイデアなんて出せないよ!
でも、自分でアイデアを出さないと、『理想の家』にならないんだよね・・・。
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平屋と二階建て:年代別のオススメ度は?
家づくりを計画するタイミングは人それぞれです。
- 結婚
- 妊娠
- 出産
- 保育園入園
- 転勤
- 子供の独り立ち
- 老後の住み替え
など、様々なタイミングで家づくりを行ないます。
ですが、そのタイミング=年代で平屋が良かったり、二階建てが良かったりすることもあります。
ご自身がどの年代なのかで、家づくりの考え方も変わりますので、下記についてしっかり検討しましょう。
ただし、あくまで私自身の考えで、他の意見を批判することではありませんので、ご留意ください。
年代別のオススメ度一覧
年代別のオススメ度一覧 | ||
年代 | 平屋 | 二階建て |
20代~30代 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
30代~40代 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
40代~50代 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
50代~60代 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
下記でそれぞれ詳しく解説します。
20代~30代で家づくりをする場合
平屋のオススメ度 ★★☆☆☆
二階建てのオススメ度 ★★★★★
20代~30代では、平屋のオススメ度は★2で、二階建てのオススメ度は★5になります。
20代~30代で家づくりする場合は、主に結婚や妊娠・出産などのタイミングが考えられますね。
先が長い人生なので、20代で家づくりをする際には、非常に長い目で見る必要があります。
さて、平屋のオススメ度が★2なのかというと、平屋を建てる目的に着目してみましょう。
平屋を建てる目的は様々ありますが、主に昇降が少ない、バリアフリーなことが挙げられますね。
足腰が弱る老後の生活では、確かに階段がない平屋が良いです。
ですが、20代で家づくりした場合、老後の生活になるのは40~50年後です。
基本的な35年ローンだとしたら、ローンも完済しています。
20年後には、子供も成人して家を出ている可能性もありますよね。
その際には、現在の家を売却し、老後のために小さな家を考えても良いでしょう。
住宅保証が切れる30年後に、小さな平屋を建てることもできますし、メンテナンスに係る費用を削減できるかもしれません。
一生に一度の家づくりとは言いますが、2回目の家づくりを前提に考えることで、老後のことを考える必要が無く、柔軟な考え方ができるかもしれません。
また、20代だと予算が足りませんが、2軒目を建てる時には50代で、そこそこの予算が取れるはずですし、夫婦2人で過ごせるだけの部屋があれば十分です。
その時に平屋でも十分間に合うと思いますし、私は2回目の家づくりを考えています。
二階建てのオススメ度については、30代~40代の場合で説明します。
30代~40代で家づくりする場合
平屋のオススメ度 ★★★☆☆
二階建てのオススメ度 ★★★★☆
30代~40代では、平屋のオススメ度は★3で、二階建てのオススメ度は★4になります。
30代~40代で家づくりする場合は、主に出産だったり入園するタイミングが考えられますね。
30代前半か後半かで分かれますが、少しだけ老後の生活も視野に入れ考える必要があるでしょう。
ただし、子供が産まれたばかりや入園するタイミングでは、平屋はあまりオススメできません。
その理由としては、夜泣きと感染症です。
私もアパート時代に夜泣き、新居に引っ越し後に感染症を経験しましたが、二階建てであることにとても感謝しました。
まず、我が家は子供が二人おり、3歳の娘と1歳の息子がいますが、どちらも夜泣きが酷く、娘は2歳まで夜泣きをしていました。
幸い新居に引っ越して来てからは、娘の夜泣きはなくなり、たまに起き出してくるだけになりましたが、息子は未だに夜泣きをしております。
経験者は分かると思いますが、子供の夜泣きはとてもうるさいですし、そのくせ音にはかなり敏感に反応します。
平屋に住んでいて1歳の娘がいる友人は、幸い夜泣きはありませんが、子供が寝た後は物音を立てられずに、忍者のような生活をしているそうです。
二階建てなら、二階で子供の寝かしつけさえ成功してしまえば、一階で夫婦2人の時間を過ごすこともできますし、菌の巣窟である保育園で感染症に感染した場合で、隔離したい時も分かれて生活することができます。
安定した生活ができない子育て世代では、柔軟に対応できる二階建てにする方がオススメと言えますね。
40代~50代の家づくりの場合
平屋のオススメ度 ★★★★☆
二階建てのオススメ度 ★★★☆☆
40代~50代では、平屋のオススメ度は★4で、二階建てのオススメ度は★3になります。
40代~50代の家づくりは、主に転勤や子供が独り立ちしたタイミングで、老後の生活を視野に入れた家づくりを考えた方が良いでしょう。
予算的にも若干の余裕があるので、平屋を建てるのが良いかもしれません。
理由としては、平屋は二階建てより土地の広さが必要になります。
20代~40代までには余裕がない場合でも、40代からは予算も多く取れる可能性があります。
子供の年齢にも寄りますが、子供が将来家を出るのかどうかを具体的に検討し、間取りを作成する必要があります。
二階建てにするのも良いですが、2回目の家づくりを検討するには年齢が厳しいですし、足腰が弱くなる頃に階段の昇り降りはなるべく避けたいですよね。
そんな時は、1階完結型の二階建て間取りにするのが良いでしょう。
1階の面積を広く取り、1階でも寝食ができるような間取りにすることによって、子供部屋のみ2階にすることで、それぞれのプライベート空間も確保することができます。
ただし注意点もあります。
1階の床面積が広くなると費用が高くなる傾向にあり、40代からフルローンを組んだ場合、ローン完済は75歳以降になります。
老後資金も考えた予算管理をしていく必要があります。
老後資金も考えた予算管理はFPに無料相談するのがオススメです。
50代~60代の家づくりの場合
平屋のオススメ度 ★★★★★
二階建てのオススメ度 ★★☆☆☆
50代~60代では、平屋のオススメ度は★5で、二階建てのオススメ度は★2になります。
50代~60代で家づくりをする場合は、夫婦2人の生活を前提に考えていると思いますので、平屋一択で良いと思います。
また、老後の住み替えを計画する年齢も、同様なタイミングで計画すると良いでしょう。
ただし、問題は住宅ローンだと考えていませんか?
住宅ローンの中では、契約を70未満とするものが多く、完済時の年齢も80歳未満に設定されているので、最長でも20年は住宅ローンを組むことが可能です。
65歳まで働いていることを考えると、十分支払い能力があると判断される可能性も高いです。
不安な場合はFPに無料相談することをオススメします。
また、単身だと40㎡、夫婦2人暮らしでも50㎡~60㎡あれば十分なので、建て替え費用もそこまで掛かりません。
高気密・高断熱住宅で考えても15坪前後の住宅で、1300~1500万程度で住むこともできますよ。
注意点としては、若い時に土地を買っていた場合は土地代が掛かりませんが、老後運転できなくなった時を考えて、公共交通機関が近くにある土地に変えることも検討しましょう。
他のハウスメーカーや工務店も比較しよう!
家づくりは、展示場で初めて訪れたハウスメーカーや工務店を選ぶ確率が高いです。
そんな簡単に決めないし!
と、思うかもしれませんが、本気で家づくりを考えている時の、営業トークの力の入れ具合はハンパないです。
こちらも本気だからこそ、熱心に質問をしてしまい、最初に訪れたハウスメーカーや工務店を、すごく良く思ってしまいます。
その証拠に、2番目に訪れたハウスメーカーや工務店はマイナスに感じませんでしたか?
大金が掛かっていて、慎重に選ぼうとするせいで、余計に心理的にそうさせてしまうのです。
展示場に足を運ぶのも大事ですが、一度目線を変えて、客観的な視点で見ることが大事です。
しかし、毎回展示場に行くのも大変ですし、営業トークも全て真実を言っているとは限りません。
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同時並行で外構も進めよう!
家づくりは、間取りについてすごく悩みますよね。
一条工務店は『一条ルール』が多くて余計に疲れます。
あ、この間取りできないですね。
また!?せっかく良い間取りができたと思ったのにー!?
ということもザラにあります。
それに、やっと間取りが終わっても
- 住設を選び
- 壁紙を選び
- 照明を選び
と家づくりは疲れることの連続です。
ですが、何か忘れていませんか?
そう、『外構』についてです。
精魂尽きた状態で外構の打ち合わせをするなんて、無理ですよね。
もう丸任せで~って言いたくなります。
電気図面でもう力尽きました・・・
しかし、今思えば『もう少し力を入れても良かった』と後悔することも沢山あります。
SNSを見てると、他の家はキラキラしてていいなーと、余計に思ってしまいますので、過去に戻れるなら外構にも力を入れたいです。
そんな時にオススメしたいのが、外構業者に一括して依頼をできるサービスを利用することです。
外構業者って提携業者で丸任せじゃダメなの?
ダメではないけど、外構業者によって、費用もデザインも全く違うよ。
外構業者は、それぞれ価格も違いますし、得意な分野が違いますので、複数業者と相見積もりするのが常識です。
ですが、ただでさえ打ち合わせで大変な中、何社も回る時間もないですよね。
毎回、間取りの資料を印刷して、デザインが出来上がったら訪問して・・・。
もう無理!限界!
と言いたくなりますよね。
それが、外構業者一括依頼のサービスを利用することで全て解決できるなら、とても便利だと思いませんか?
一度必要な資料を送るだけで、後は勝手に複数の外構業者にデザインと見積り依頼を出して、向こうが送ってきてくれるのです。
こちらは待っているだけで良いのです。
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まとめ
平屋と二階建てを年齢別に比較しました。
平屋にも二階建てにもそれぞれ良さがありますが、どちらも長い目で見る必要があります。
ですが、『終の住処』にする必要はありません。
住み替えも検討しながら、柔軟に対応することで、自らの首を絞めることなく快適に暮らすことができますよ。
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