間取り図面って打ち合わせの回数を重ねていく度にいろいろな項目が増え、見づらくなっていきますよね・・・。
そこに電気図面を加わった日には、とても図面を見る気力を失ってしまいがちです。
しかし、ここでしっかり確認しないと、住んだ後に後悔のあるお家になってしまう可能性があります。
ですので今回は、見落としやすい間取りのチェック項目9選をご紹介しようと思います。
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見落としやすい間取りのチェック項目9選!
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先程”後悔のあるお家”と言いましたが、たとえ思い通りの位置に変更できなくても、想定しない後悔よりも想定した上で後悔する方が、自分を納得させられますよね。
「家は3回作らないと理想の家にはならない」と言いますが、今は情報社会です。
SNSやブログなどで情報が溢れていますので、これを参考にしない手はありません。
色々な方の後悔ポイントを参考にして、理想の家に少しでも近づけましょう。
下記項目では9つの見落としやすい間取りのチェック項目を紹介しています。
- 床下点検口
- 換気口・給気口
- 煙感知器
- 分電盤・切換盤
- インターホンなどの操作パネル
- スイッチ・コンセント
- 床の見切り板
- LAN・ルーター
- エアコンの配管・雨樋
①床下点検口
床下点検口は指定がない場合、水漏れ点検がすぐに行なえるキッチンや洗面所など水回りに設定されることが多いです。
しかし、キッチンは目立ちますし、洗面所は珪藻土マットを置いた際に割れるリスクがあることに加え、床暖房が入りません。
床下点検口の位置を、階段下収納やWICなどの収納内に指定することで、床面をスッキリさせることができます。
数年に1回程度の水漏れ点検がしやすい水回りに配置するか、水回りから離れても目立たない位置に配置するのかは、良く検討してくださいね。
(場所によっては水回りから離れすぎているためNGの場合もあります)
②換気口・給気口
トイレの換気口やSA(ロスガード)等の給気口は色が白のため、アクセントクロスのある面に配置してしまうと非常に目立つことになります。
指定がない場合、設計士さんのセンスで設定されますので、ご自身で指定した方が後悔が少ないです。
(我が家は指定し忘れていたので統一性のない場所にSAを配置されました・・・)
また、トイレの換気口は手の届きにくい位置などに設定されると掃除がしにくいため、なるべく下側に指定したり、トイレの裏側の目立たない位置に指定する方も増えてきています。
SAについてはキッチンの下がり天井に木目クロスを貼った際に目立つので、指定しないようにしましょう。
また、ダウンライトとの配置のバランスもしっかり検討しましょうね。
③煙感知器
煙感知器も換気口と同様に色が白で目立ちますので、アクセントクロスのある面には指定しないようにしましょう。
設置基準を満たせばどこにでも指定できます。
【設置基準】
天井設置:壁から60cm以上離れた位置(エアコンがある場合は150cm以上)
壁面設置:天井から15cm~50cmの範囲内
④分電盤・切換盤
分電盤や切替盤は洗面所等に配置されることが多いですが、大きくて目立つのでシューズクロークやWICに指定するのがオススメです。
我が家はWICに指定しましたが、完全にプライベート空間である2階の方が良かったかもしれません。
(停電の際には足元に十分気を付けてください)
太陽光や蓄電池を設置していない場合は、完全復帰するまで時間が掛かる可能性があるため、ポータブルバッテリーがあった方が便利です。
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⑤インターホンなどの操作パネル
インターホンやエコキュートの操作パネル、床暖房の操作パネルなどの位置や高さを指定しましょう。
指定がない場合は、基本上辺合わせとなっていますが、現場作業者のセンスによって変わる可能性が高いです。
可能なら現場に足を運び、こだわりポイントを確認するようにしましょう。
インターホンのデザインはインターホンカバーを使えばスタイリッシュになるのでオススメです。
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⑥スイッチ・コンセント
高さ、位置、デザインは指定されているものか、しっかりと確認しましょう。
エアコンのコンセント、トイレのコンセントを目立たない位置にしたい場合は、必ず指定しておきましょう。
ただし、エアコンのコンセントだけは、エアコンの上部に配置できなくなってしまったので、別の位置を想定しておきましょう。
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⑦床の見切り板
床の見切り板の位置によっては、引き戸を閉じた際に反対側から異なる床材が見えてしまうことがあります。
フローリングからクッションフロアに代わっている洗面所、トイレ、キッチンなどの見切り板の位置は本当にそこで良いのか設計士さんに確認しましょう。
⑧LAN・ルーター
ルーターの置く位置もあらかじめ検討しておくのが大切です。
目立たないようにするなら収納内の一番上にするのがオススメです。
我が家は階段下収納にルーターを配置していますが、電波強度は全く問題ないです。
(収納内に指定する際はJCTコンセントの指定も忘れずにしましょう)
情報BOX内にもモデム+ルーターを設置できますが、情報BOXのデザインがお世辞にも良いとは言えないため、できる限り目立たない位置にするのがオススメです。
⑨エアコンの配管・雨樋
エアコンの配管や雨樋は経路上に窓や給気口があると配管を曲げる必要があるため、見た目が悪くなります。
なるべく一直線になるように間取りの配置を意識するようにしましょう。
また、配管の色は外観と同色にして目立たないようにしましょう。
後悔のない間取りを作るには?
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せっかくの新居に住むのなら、後悔のない間取りにしたいものです。
そんな皆さんは、契約したハウスメーカーや工務店の設計士におまかせなんてしていないですよね?
実は私も家づくりの当初は、間取りは設計士が勝手に良い間取りを書いてくれるものだと思っていました。
しかし、いざ契約して書いてもらった間取りを見たら、ちゃんと要望を伝えたにもかかわらず賃貸時代の間取りと大差なかったのです。
そこで察しました。
設計士のレベルによって間取りの完成度には大きな差があると。
念願の注文住宅にしたのに、使い勝手が悪い間取りで一生を過ごしたいですか?
私はそんなのは嫌でしたので、間取りを自分で考えることにしました。
結果、満足のいく家づくりができましたが、「もっと良い間取りが作れたのではないか」と心残りがあるのです。
いくら家づくりに少し詳しくて、間取りを自作できたとしても、所詮は素人に毛が生えたレベルですので、プロには敵いません。
ですが当時の私は、自分で間取りを作った方が良いという謎の自信に満ち溢れており、「プロにお願いする」という発想が全くありませんでした。
なので、もし当時に「プロにお願いする」という選択肢があれば、更に良い間取りが作れたのではないかという考えが残り続けています。
皆さんにはそんな後悔のない理想の間取りに住んで欲しいと思います。
無料で複数のハウスメーカーや工務店に間取りを描いてもらうサービスもありますので、ぜひご利用くださいね。
私も同会社の別サービスを過去利用しましたが、鬱陶しい勧誘も有りませんでしたのでオススメできますよ。
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まとめ
見落としやすい間取りのチェック項目9選をご紹介しました。
間取り図面は文字が細かかったり、記載がないようなこともありますので大変ですが、ここが踏ん張りどころです。
後悔のないお家作りのために、しっかり確認しましょうね。
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