家づくりをする上で、ほとんどの人が住宅ローンを組みますよね。
基本的にキャッシュで家を買える人はそうそういませんし、大金持ちの人か、宝くじが当たった一握りの幸運を持った人だけですよね。

う、羨ましい・・・。
さて、そんな当たり前の住宅ローンですが、条件によっては融資を断られてしまうことがあります。
そこで今回は、住宅ローンが通らない可能性がある条件をご紹介しますので、住宅ローンの借り入れを予定している方は、十分注意してください

住宅ローン審査の7つの条件は?

「よし!家づくりをするぞ!」となった時に、融資を断られたら今までの時間は無駄になりますし、契約金も払い戻されない可能性も・・・。

やっと家づくりスタートの時に断られたら悲しい。
そうならないように事前に下記項目を確認しておきましょう。
①ローンやクレジットカードの返済の滞納がないか
返済が遅れる=計画性がないと判断され、返済能力が乏しいと思われ融資を断られてしまいます。
そうならないように、常に月々の返済に充てられる金額は残しておきましょう。
お恥ずかしながら僕も返済に一度遅れたことがありましたが、クレジットカード会社に事情を説明したら融資は可能でしたので、早めに連絡をしましょう。

正当な理由があれば大丈夫だけど、頻繁に遅れるようだったらマズいね。
②収入に対して申込金額が妥当か
自身の収入に合わない申込金額は、返済能力に見合っていないため、断られる可能性があります。
ただし、度を越えた金額でない限り、ある程度大きい企業に勤めていると融資が可能な場合もあります。
あくまで「返済できる金額」に留めることが大前提です。
住宅ローンの借入目安は年収の5~7倍程度とされていますが、これはあくまでも目安であり、手取り年収の20~25%以内に毎月の返済額を収めることが理想的です。
年収別の借入額の目安は以下になります。
- 年収400万円の場合・・・・・・2,000万~2,800万円程度が目安。
- 年収500万円の場合・・・・・・2,500万~3,500万円程度が目安。
- 年収600万円の場合・・・・・・3,600万~4,200万円程度が目安。

住んだ後のことを考えると余裕を持った返済額が良いね。
③既婚・同居家族がいるか
独身や同居家族がいない場合だと、銀行は投資用で融資を受けるのではないかと厳しく審査します。
投資用のローンは金利が高いため、金利の安い住宅ローンと偽り融資を申し込む人がいるためです。

よっぽど大丈夫だと思うよ!
④購入予定の物件が建築基準法に適合しているか
中古物件を購入しリノベーション、リフォームする場合は建築基準法に適合していない場合があるので要注意です。
抵当権が設定できない市場価値のないものは融資を受けられない可能性があります。

DIYでフルリノベした思っている方は要注意だね。
⑤会社に長く勤めているか
転職が一般的になってきましたが、長く勤めていないと銀行から返済能力に欠けると判断されてしまいます。
融資を受ける予定の方は、転職する前に融資の申し込みを完了させた方が良いです。

転職が一般的な時代なのにね。
⑥クレジットカードを作成したことがあるか
意外とクレジットカードを作成した方が融資を受けやすいです。
クレジットカードを作成するためにも年収等を審査されますので、審査に通ったということは支払い能力があると判断されたということで、融資を受けやすくなります。
また、作成したクレジットカードを一度も使用したことがないと信用情報に何も情報がないため、裏があるのではないかと判断される可能性があります。

真っ白すぎると逆に黒く見えるのかな。
⑦クレジットカードやカードローンの多重契約をしていないか
クレジットカードやカードローンは現在使用していなくても、「限度額いっぱいで使用した場合」で審査するため、ポイント目的で多数クレジットカードを契約している方などは要注意です。
悪用される可能性もありますので、契約するクレジットカードは2.3枚に留めて他は解約しましょう。
まとめ
住宅を建てる、購入する方は基本的に融資を受けると思いますが、いざ申し込んだ際に融資が受けられないなんてことがないようにしましょうね。
お金のことで不安があるならファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談しておくと安心ですよ。
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